呼吸器専門医A クリニックのネーミングに悩む

開業地が決まるとクリニックのネーミング、ロゴの決定、さらには設計のプロセスに入ります。

クリニックの名称としていろいろと候補を考えてみました。

1. ●●●●(Aの苗字)メディカルクリニック-呼吸器アレルギー科・内科
2. ●●●●(Aの苗字)内科クリニック南船橋-呼吸器アレルギー科
3. 南船橋メディカルクリニック-呼吸器アレルギー科・内科
4. 南船橋呼吸器アレルギー科・内科クリニック
5. 南船橋駅前クリニック-呼吸器アレルギー科・内科
6. 南船橋駅前内科クリニック-呼吸器アレルギー科
7. ベイフロントメディカルクリニック-呼吸器アレルギー科・内科
8. ベイフロント南船橋メディカルクリニック-呼吸器アレルギー科・内科
9. ベイフロント呼吸器アレルギー科・内科クリニック
10. ベイフロントクリニック南船橋-呼吸器アレルギー科・内科
11. 東京ベイフロントクリニック-呼吸器アレルギー科・内科
12. ららアリーナ船橋前クリニック-呼吸器アレルギー科・内科
13. 南船橋 肺の健康クリニック

などが上がりました。通常は場所と診療科(専門)がわかるようにするのが一般的で、あまり長くないようにする、奇を衒いすぎないというのが原則ですが、子供の時にかかった近所のクリニックは当時すべて「なになに医院」でしたので、自分のそれは「クリニック」という名称にしたかったこと、また京葉線の北側に位置するららぽーと東京BAYのクリニックモールに入っている施設はみな「ベイサイド~~クリニック」というネーミングですので、「ベイサイド」という文言は紛らわしくなるといったことや、「東京ベイ」は浦安にある病院とかぶること、「南船橋駅前」も似たネーミングの医療施設があることなどから家族とも協議のうえで却下なりました。「ららアリーナ船橋」はバスケットボールチーム千葉JETSの現在建設中の本拠地で完成すると、これもまた新しいランドマークになりますが、商標として使用可能かは微妙ですし、「肺の健康クリニックは」娘が、「とても内科も診るクリニックとは思えん!」と難色。最終的に「ベイフロントクリニック南船橋-呼吸器アレルギー科・内科」に落ち着きました。受付が電話に出るときには「ベイフロントクリニック南船橋です」と短縮形での応答が可能です。「ベイ」という言葉をどこかに使いたかった自分としてもわかりやすく、親しみやすいネーミングになったと思っていますが、患者様にも覚えていただけたらうれしいです。

ネーミングが決まれば次はクリニックのロゴマークの決定です。最近はロゴもクラウドソーシングサービスを使って専門家のデザインのオークションで決める場合も多いようですが、私の場合は呼吸器内科が専門ですので、それを象徴的に示すように、肺をモチーフにしてロゴの土台を作りました。雰囲気は以前に責任者をしていた同じ千葉県のK総合病院の呼吸器内科のロゴと似ている部分もあるかもしれませんが、K総合病院の呼吸器内科のロゴも私がデザインしましたのでいきおい似たところがでてしまったようです。

色は「ベイフロント」という言葉から、海をイメージした明るめの色を用い、「BAY FRONT CLINIC」の略の「Bfc」という文字を左肺の中に落とし込みました。結構このロゴマークはいけているのではないかと気に入っています。ネーミングとともに親しみを持っていただけたら嬉しいです。
(2023年4月14日)