今年のブドウ狩り

今年も勝沼にブドウ狩りに行ってきました。

2005年に勝沼町、大和村、塩山市が合併して甲州市になりました。30年以上前からブドウ狩りに来ていたので、勝沼という名前の方がピンと来ます。甲州市姉妹都市は海外ではフランスブルゴーニュのコートドール県ボーヌ市です。コートドールとはフランス語で黄金の丘という意味で、あのコルトン・シャルルマーニュやモンラッシェなど銘醸白ワインの産地ですね。同じくブドウの名産地です。ブルゴーニュの白ワインといえば、やはりブドウは最初にシャルドネを思い出します。ブルゴーニュはドイツ語で言うとブルグント、つまりはゲルマン民族の大移動でブルグント族ガリアに侵入し建てた国から始まっています。現在のブルゴーニュ地域圏は正式にはブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏と言い、フランスとスイスの国境にも接しているジュラ県も含む地域です。ジュラのワインも有名ですよね。そう、あのジュラ紀の名前の元となったジュラです。

いつもの無農薬農法のブドウ園にお邪魔します。

私が息子の年齢のころから来ているので、かれこれここも30年近く前から毎年来ていることになります。ここに来る目当ては、無農薬ということもそうですが、他のブドウ園ではあまり手に入らないカッタクルガンを刈り取れることです。ところが今年はカッタクルガンが全滅だったとのことで、残念ながら手に入りませんでした。

このあたりは農家さんにとって無農薬農法の危険なところなのかも知れません。

代わりにピッテロビアンコとシャインマスカットをたっぷり刈り取って来ました。

無農薬で変な甘さがなくすっきりした甘さを例年通り味わいました。