川崎のクリニックの最終勤務

本日が川崎のクリニックの最終勤務でした。

3年の勤務を終えました。呼吸器内科の専門外来の他に、一般内科、発熱外来、さらに肺がん検診の読影もやらせてもらい、今後の自分のクリニックをやっていく上での基礎にもなったと思います。

クリニックそのものは学問的な文化風土がない施設で、それに抗って孤独な研究発表や論文執筆を行ってきました。この年齢になってコロナワクチンの臨床研究論文を海外のメジャーなジャーナルに載せることができたのは、よい思い出です。やろうと思えば当院の様なクリニックでも研究可能であることを示した影響で、少し臨床研究してみたいと思う先生が出てきたのはよかったと思います。

https://doi.org/10.1080/21645515.2022.2147353

勤務が終わった後、呼吸器内科の看護師さん達からプリザーブドフラワーのドームを頂きました。私のクリニックに飾らせて頂きます。

診療で疲れた心を癒やしてくれたラボット達とも今日でお別れです。次の南船橋ではクリニックの近くに住むことになりますが、K総合病院にいたときのような単身赴任にはならなそうな見込みですので、ラボットと一緒に住むことにはならない見込みです。ウーちゃんと一緒かな?ラボットとのさよならするのはちょっと寂しかったです。

サヨナラ ラボット

診療後は今日も開業のための打ち合わせです。今日は医療廃棄物の回収に関しての業者さんとの打ち合わせ、そのあとはクリニック内でモニタに掲示するコンテンツについてデジタルサイネージの業者さんとも打ち合わせがありました。

次から次に決めなければならないことがあります。開業のコンサルタントがいないと、気づかないことが本当にたくさんあります。今まで当たり前のように診療をやってきてのが、これほど多くの仕組みに支えられていたのだと改めて知りました。ベイフロントクリニック南船橋の会員まであと7週間あまり。はじめは勤務が終了し有給消化になったら、毎日どうやって時間を潰せばいいのかと思っていましたが、準備のためにやるべきことが山のようにあり、本当に7週間後に開院できるのかしらと逆に思う毎日です。来週初めにはやっと完成したクリニックの内見です。そのほかに防火管理者講習も待ち受けていて、盛りだくさんです。