今年のブドウ狩り

今年も勝沼にブドウ狩りに行ってきました。

2005年に勝沼町、大和村、塩山市が合併して甲州市になりました。30年以上前からブドウ狩りに来ていたので、勝沼という名前の方がピンと来ます。甲州市姉妹都市は海外ではフランスブルゴーニュのコートドール県ボーヌ市です。コートドールとはフランス語で黄金の丘という意味で、あのコルトン・シャルルマーニュやモンラッシェなど銘醸白ワインの産地ですね。同じくブドウの名産地です。ブルゴーニュの白ワインといえば、やはりブドウは最初にシャルドネを思い出します。ブルゴーニュはドイツ語で言うとブルグント、つまりはゲルマン民族の大移動でブルグント族ガリアに侵入し建てた国から始まっています。現在のブルゴーニュ地域圏は正式にはブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏と言い、フランスとスイスの国境にも接しているジュラ県も含む地域です。ジュラのワインも有名ですよね。そう、あのジュラ紀の名前の元となったジュラです。

いつもの無農薬農法のブドウ園にお邪魔します。

私が息子の年齢のころから来ているので、かれこれここも30年近く前から毎年来ていることになります。ここに来る目当ては、無農薬ということもそうですが、他のブドウ園ではあまり手に入らないカッタクルガンを刈り取れることです。ところが今年はカッタクルガンが全滅だったとのことで、残念ながら手に入りませんでした。

このあたりは農家さんにとって無農薬農法の危険なところなのかも知れません。

代わりにピッテロビアンコとシャインマスカットをたっぷり刈り取って来ました。

無農薬で変な甘さがなくすっきりした甘さを例年通り味わいました。

 

進捗状況です(3)自動精算機のこと

今日は建設中のクリニックの現地を見に行ってきました。進捗状況は写真で送ってもらってましたが、約4ヶ月ぶりで現地に行ってきました。

まず南船橋駅の改札を出ると、ららテラスTOKYO-BAYのほぼ全貌が目に入ってきました。ペデストリアンデッキもできあがっています。横に長い設計で所々に2階へ上がるエスカレーターや階段も設置され、1階、2階へのアクセスも良好です。植栽も植えられ始め、竣工間近という感じです。 

南船橋駅開催でたところからおなじみのアングル

ペデストリアンデッキもできていました。これで駅から直結です。

向こう端がクリニックモール。IKEAの先にはららアリーナが見えます。

ベイフロントクリニック南船橋の外構です。ガラスが多くてルーミーです。

クリニックモールへ上がるエスカレーターも設置されていました。

ショッピングモール全体とペデストリアンデッキ、駅との位置関係

来年オープン予定のBリーグ千葉ジェッツの本拠地となるLaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ東京ベイ)も大分できあがりつつあります。Bリーグの試合も見に行ってみたいですね。 

ららアリーナ東京ベイ

写真で見るだけでなく、現地で実際を見ると、ここから始まるのだという気持ちを新たにしました。内装工事も今月末でほぼ終了します。工事中に内部を見るのは安全靴を履いて入る必要があるということで、我慢我慢。来月になったら中に入ってやっと見れるようになります。

それにしても今日は暑かったです。昼飯を食べに、近くのららぽーとTOKYO-BAYやVIVITに行ってみました。お目当ての蒙古タンメンのお店は炎天下に店の前にお客さんが並んでいたのでパス。ららぽーと内も飲食店はどこもすごく混んでて並んでいました。先月ミッドタウンでフォーを食べたときのミッドタウン内の飲食店より、どこも半端なく混んでいたので結局パス。駅でそばを食しました。ららテラスTOKYO-BAYにもフードコートができますが、自分を含めてスタッフのお昼ご飯をどうするかも考えなければならいように思われました。

医療機器やIT関連のシステム導入もほぼ決まった中で、最後まで迷ったのが自動精算機を入れるかどうかでした。現在コンビニでもスーパーでもセルフレジが普及しています。POSレジ+キャッシュドロワにすると確かに初期費用を抑えることが可能です。セミルフレジはセルフレジに比べると初期費用は押さえられ、こちらの導入も考えましたが、自動釣り銭機の部分がスペースを取るために、ベイフロントクリニック南船橋の受付には適していませんでした。迷いに迷いましたが自動釣り銭機を導入することに決めました。大きな病院やクリニックではすでに多く設置されていますが、かなり縦型でも場所を取ります。ベイフロントクリニック南船橋位の規模で、あまり場所を取らないものを選びました。

https://nomoca.net/stand/ 世引用

自動精算機のメリットは、キャッシュレスにしても現金にしても、スタッフが患者様と直接接触する必要がなくなるため、感染予防に大きな意味を持ちます。新型コロナが増え続けている現状では、非接触は重要です。最近はコロナやインフルエンザで学級閉鎖、学校閉鎖が相次いでいます。東京都の定点からの集計では、現時点の新規コロナ陽性者は第8波のピーク時と同じくらいですが、感度の低い抗原検査が主流の現在では、PCRで主流であった頃と比べて、どうしても偽陰性が多く、モニタリング情報の数字を上方修正して考える必要があります。マスク装着率が低い現状では減る要因が見つからず、またベイフロントクリニック南船橋が開院する時期はインフルエンザシーズンであり、感染対策により重きを置く必要に迫られます。

また会計にかかる待ち時間を短縮することも期待できます。

そのほかにレジ締めのミスを極力減らせることが挙げられます。お金を取り扱う仕事をなさっている方はご存知ですが、日々の出納を正確に行わなければならず、それが合わないとその日の仕事を終わりにできないということがあります。ヒューマンエラーはある一定の確率で起きます。機械でも完全に排除することは困難ですが、出納が合わないとき、間違ったのではないかと疑うことも疑われることもいやですので、お互い不快な思いをすることを避けたかったというのが3点目。さらに、今日多くのお店でセルフ、セミセルフでの支払いが一般化しており、老若男女ともになれていますので、スタッフのマンパワーの省力化が期待できると言うこともあります。

途中から自動精算機を導入するという手もありましたが、会計のやり方が変わることは混乱のもととなり、こちらもヒューマンエラーにつながり、それまで一緒に働いてきたスタッフの数を減らす必要が出ることも考えられるために、ちょっと背伸びをすることにはなりますが、開院当初から自動精算機を入れ、現金、キャッシュレス両方扱える様にしました。スペース的にも受け入れやすい大きさになったと思います。

進捗状況です(2)歯のホワイトニングの報告も兼ねて

6月の時点でクリニックモールの躯体工事が進みつつあることを書きました。
7月下旬頃からクリニックの内装工事が始まりました。まずは墨出しという壁やいろいろな仕切の位置を床に線を引く工程と空調のダクトや電気関係の配線の工事がスタートしました。空調は感染対策の上でも重要ですよね。

8月2日時点

8月2日時点

建設、建築業界ではお盆は休工になりますので、お盆明けから工事再開です。

その間こちらでは、いろいろ決めなければならないことが目白押しでした。
中でも重要なのがスタッフ募集のことです。スタッフの人数や処遇、保険をどうするかということや、どのような媒体で募集広告を出すかなど、ここには社労士事務所とも相談が必要になりました。またクリニックのセキュリティをどうするかといったこと、さらにはクリニックで使用する什器(待合の椅子、診察室の机、椅子、診察用ベッド、事務関係の机、椅子、処置室のベッドや処置台、脱衣カゴ、カーテンなど)を色を含めて一から十まですべて決めなければなりません。どうも家を建てる時もそうでしたが、私はこういったことが苦手で、ここは家内の意見を優先しました。医療用の什器は耐アルコール・耐次亜塩素酸仕様が求められるため、通常の家具屋さんでは取り扱っていなかったりと、まるっとクリニック1件だと結構かかりました。

そしてお盆過ぎからららテラスTOKYO-BAY合同求人サイトがオープンされて、すでに何人かの方の応募を頂きました。求人ページはこちら ⬇

https://job-gear.net/lalattb/AB0803362039/CDdetail.htm?from=list&_val91_=104

すでに医療事務希望で、正社員希望の方、パート希望の方の両方で応募いただき、ありがたいと思っています。看護師の応募者が少ないためにこちらは、よく知られた「とらばーゆ」にも募集を掲載することにしました。よい方が応募してくださることを願っています。採用の面接は10月1日を予定しています。

お盆明けから工事が再開され8月末時点ですでにモールに入る各クリニックの区画の区分ができ、当クリニックのレントゲン室の鉛張りの作業も始まりました。

8月29日時点 レントゲン室の鉛の貼り付け

クリニックモール自体の外構もできあがりつつあり7月6日のブログ「クリニックが入るモールの名前が決まりました」で紹介したプレスリリースのイメージパース通りの外観が出現しました。

8月29日時点 クリニックモールの建物の外観

8月29日時点 当クリニックの区画はここです

クリニックの内装工事は9月末竣工予定です。本当は途中で見に行きたいのですが、何せ中に入るのは安全靴(靴底に金属の板が入っている)でないとだめということで、この間だけのために買うのもね・・・ということで、竣工後に入ってみることにします。楽しみです。ワクワク

ところで、例の歯のホワイトニングですが4週間でを一旦終了としました。効果はそれなりにあったようで上の歯は前に書いたシェードガイドの13から7ないし8へ5、6シェード程度白くなりました。下の歯は4程度まで白くなりましたので9シェード位白くなったことになります。一旦終了にしたのはコストエフェクティブネスが理由ではなく、効果と食事制限を天秤にかけての判断です。とにかくコーヒー、紅茶、緑茶だめ、カレーだめ、色が濃いもの(例えば麻婆豆腐)だめという制限がきつく、家内からも食事のメニュー考えるのが超面倒と不評でしたので、食事制限を続けるのもそろそろ限界かなといった気持ちが強かったためとも言えます。マウスピースはあるので、やる気になったらまた再開はいつでもできるわけで、あとはまたタイミングを見計らってやろうと思っています。

トリチウム水の海洋放出が始まりました~放射性同位元素と遺伝子研究の今昔を考えてみた

福島第一原発の処理水の海洋放出が昨日から開始されました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230824/k10014172541000.html

トリチウムとは3重水素と呼ばれる水素の放射性同位体です。私のざっくりとした知識では本来の水素の原子核は陽子一個だけでその周りを1個の電子が回っています。3重水素とは陽子1個と中性子2個からなる原子核をもつものです。トリチウムβ線という放射線を出して崩壊しその量が減っていき、もとの量の半分になるまでにかかる時間(半減期)は約 12.3 年です。半分になるまで12.3年なので、その倍の約25年でゼロになるのではなく、25年で半分の半分の1/4になります。ということは私の年齢からすると、海洋放出されたトリチウムは私の生きている間でせいぜい1/4になる程度ということになります。そう聞くと大して減らないようにも思えるかも知れませんが、実際には海洋放出されると、その何億倍という海の水で薄まります。科学的には海洋放出はシミュレーションにより安全であることが証明されており、おそらくは正しいものと想定されます。日本の海洋放出に反対している隣国などでも海洋放出が行われており、日本のよりもトリチウム濃度は高い状態で放出がなされていると報道されていました。隣国により日本の海産物の禁輸措置は多分に政治的な意図が見て取れます。一方で科学的に安全性であることはわかっていても、一般の人は海洋放出された海域で上がった魚を食べることを忌避する人が出てくることも多分に頷けます。感情は科学を超越したところにありますので。
ところで放射性同位体(RI:ラジオアイソトープ)はかつて医学研究・実験でも盛んに使われていました。私が遺伝子解析の研究をしていた30年前頃は、塩基配列を決定するのにサンガー法という方法を使うのが一般的で、DNAを構成する塩基(A, C, G, T)をリンの放射性同位体(P32)で標識して、電気泳動を行い、それをレントゲンフィルムに写し取って(これをオートラジオグラフィーと言います)信号の順番を読み取るという地道な作業を行うのが普通でした。信号がはしごの様に見えるのでラダーと呼んでいました

(写真はBiotechniques. 1998 Nov;25(5):876-8, 880-2, 884. doi: 10.2144/98255rr02.  いまさら聞けないサンガーシーケンスのこと ~その1:DNAシーケンスのゴールドスタンダードになるまで~ https://www.thermofisher.com/blog/learning-at-the-bench/ce_basic_dna_gsd_ts_2/より引用)。
ちょうどその頃からRIを用いない方法が開発され、蛍光色素で標識して、それを機械で読み取るオートシーケンサーが徐々に普及し始めましたが、最初のころは機械で読み取ったデータは信憑性が低いという批判があり、権威ある欧米の雑誌ではオートシーケンサーのデータはなかなか受け入れられない時代がありました。

オートシーケンサーのデータが採択された1996年の遺伝子解析の論文の図を示します(Aoshima M. et al. Two-Exon Skipping Due to a Point Mutation in p67-phox-Deficient Chronic Granulomatous Disease. Blood, 88, 1996: 1841-5より引用)。現在でもこのサンガー法を用いた塩基配列決定は当時より効率がよく正確な方法に進化して研究や臨床検査で用いられています。一方で特にガンのゲノム治療などでは網羅的な遺伝子検索が必要となってきたため次世代シークエンサー(NGS)が用いられています。対象となるガンではどんな遺伝子の異常があるのか、効果が期待できる治療薬の候補の有無なども知ることができる時代となってきました。この分野の進歩はめざましく、手作業で遺伝子の塩基配列を調べていた時代はまるで石器時代の様に思えます。
RIの使用は厳密に記録し管理される必要があり、私が研究を行っていた施設では限られた区画内での使用でしたので、その区画への入退室も厳密に記録されていました。また退出時には放射線汚染がないかもガイガー計数管でしらべなければなりませんでした。実験で用いていたP32は半減期が14日程度でしたので、入荷したら早く実験で使い切らないと放射能がなくなりレントゲンフィルムも感光しなくなります。それから比べるとトリチウム半減期は長く感じますね。このRI実験区画は私たちの入退室については厳密でしたが、実験中ふと足下をみるとゴキブリが這い回っていました。心なしか大きいような・・・放射線で巨大化するというのは怪獣映画の定番ですが、こいつらは自由に出入りしているので、管理区域外も放射線汚染が起こりうるのではなんて冗談めいたことを考えてしまいました。
今回の原発処理水の海洋放出の必要性はCOVID-19を2類から5類に変更したことよりも科学的根拠があると思いますが、感情で行動する国民性からすれば風評被害が出る可能性は予想されます。政府は東電に風評被害への補償を命じ、東電社長も風評被害が出た場合の補償を明言していますが、原資は電力料金値上げへの転化、また政府が補償を行うとすれば新規の増税への転化になることが危惧されます。ただでさえ電力料金は高く、またガソリンもサウジアラビアの減産継続もあって天井知らず、そのほかの物価も上がり続けていますよね。好景気と言われているのに好況感はなく、潤っているのは投資家ばかりという状況。海洋放出が更なる私たち一般人の日常の悪化につながらないことを願っています。

歯のホワイトニング途中経過

今日は歯科を受診しホワイトニングの効果判定でした。実際ホームホワイトニングでは変化が微妙なので自分では効果が今ひとつわかりません。一般的に用いられている歯の白さのスケール「シェードガイド」というものがあります。これは16段階に分かれていますが、A, B, C, Dというアルファベットと数字の組み合わせで、アルファベットは色味などを加味したものです、白さの順番は単純に数字が少ないほど白いことになります。このスケールに当てはめると3~4シェード程度低下=白くなったという判定でした。日本人の平均はA3.5つまり12位らしいです。私はスタートが13で現状は9~10程度とのことでした。
実はこのホームホワイトニングを続けるかは悩みました。というのは前にも書きましたが、カレーやコーヒーなど色の濃い食品を控えることが求められ、やはり辛いです。家内からも食事のメニュー考えるのが大変と文句言われています。ただホームホワイトニングをやめてからどのくらいでカレーやコーヒーが摂取可能になるかというと1ヶ月程度かかるということでしたので、あと⒉週続けることにしました。
芸能人やスポーツ選手など不自然に白い歯の人がいますが、ホワイトニングではなくかぶせ物のようです。ただし安いプラスチック製だと着色すること、着色をホワイトニングで白くできないことなどで、お金をかけてセラミック製やジルコニア製を使うそうです。
口の中だけお金をかけてもその周囲の造作はそのままですし、コロナの流行状況をみてもマスクなしで診療できるようになる日が来るかは先行き不透明ですので、あと3~4シェード程度白くなればよしとしようと考えています。

シェードガイド 13 → 9~10程度に白くなりました

 

クリニックの告知サイトができました

12月4日に開院するベイフロントクリニック南船橋の告知サイトができました。公開しましたので覗いてみてください。

URLは https://bayfront-cl-m.jp/ です。

開業するに当たっての呼吸器専門医Aの思いや、内覧会の日程、クリニックの地図など確認していただけますとありがたいです。

内覧会
2023年12月1日(金) / 2日(土) / 3日(日)
12月1日(10:00-16:00)
12月2日(10:00-16:00)
12月3日(10:00-15:00)

アクセス

資格や所属学会について

厚生労働省から提示されている「医療に関する広告が可能となった医師等の専門性に関する資格名等について」のルールに準拠し表示を行っています。これは数度改訂が行われていますが、厚生労働大臣に届出がなされた団体の認定する資格名で広告できる専門性についてのみこのサイトでは掲載しています。そのため日本化学療法学会の抗菌化学療法専門医は掲載しておりませんし、国内の対象となる学会でも専門医資格のみの掲載が可能というルールで、専門医のさらに上の指導医資格も掲載しておりません。このルールでは日本内科学会の認定医内科医資格などは広告してはいけないとされていますが、多くのクリニックのホームページではこれらが守られておらず、本来掲載できないものまで枯れ木も山の賑わい的に表示されています。また所属学会の箇所でも学会ホームページで確認可能な現職の役員や委員などのみを掲載しており、単なる会員であるものは省いております。その結果資格や所属学会はかなり控えめな記載になりました。

国立新美術館へ久しぶりに行ってきました

ロンドンにあるテート美術館のコレクションから光をテーマにした企画展が国立新美術館で行われていて久しぶりに行ってきました。国立新美術館はご存知黒川紀章氏の作品です。

今日はお盆休みの初日で下りの高速は渋滞が発生していて、東京を脱出する人が多く、都心は空いているってテレビでも報道されていて、また予約が不要ということもあって国立新美術館を選びました。
確かに比較的空いていたのかも知れませんがそれなりに混んでいました。ルーブルのジョコンダの間(いわゆるモナリザの絵がある部屋)位の混み方。人の頭越しに絵を観てきました。未だに絵に鼻が着くくらいに顔を近づけて観る人が多いですね。

英国の画家の作品が中心でターナーは知っていましたが、そのほかの画家は馴染みが薄く、古い作品は1700年代のからありましたが、宗教画はイタリア、そのほかの絵はやっぱりフランスの方が好きかなって改めて感じました。

イリアムターナー 湖に涼む夕日

このターナーの「湖に沈む夕日」に顔を近づけて観るというのもね・・・
そんな中でやはりモネやピサロの絵を観るとほっとします。モネのポプラの連作のひとつですが、自分が札幌の生まれで子供の頃ポプラ並木に慣れ親しんだせいもあって、札幌のポプラとは雰囲気がちょっと感じが違いますがポプラはいいね!って感じます。こう言えば以前にも書きましたが、モネが晩年住んだジヴェルニーにもポプラの並木がありました。

クロード・モネ エプト川のポプラ並木

カミーユピサロ 水先案内人がいる桟橋、ル・アーブル、朝、もやがかかった曇天

カンディンスキーの作品もあり、これもいい感じでした。

ワシリー・カンディンスキー スウィング

光ということで、現代アートも多く展示されていましたが、やはりちょっと違和感を覚えるものもありましたが、単に壁に掛けるのではなく展示方法まで大がかりなものもあって楽しめました。

オラファー・エリアソン 星屑の素粒子

絵を観た後は近くの六本木ミッドタウンでベトナムフォーとサイゴンビールを頂きました。こちらも普段食べ付けないので新鮮でした。

それにしても、都民が首都圏脱出しているせいか、普段から外国人が多い港区ですが、今日は特に外国人の割合が高い印象でした。そして都心に近づくほどマスク装着率が低い印象でした。東京都も新規コロナ陽性者が増えていますが、夏休みやお盆休みで人が大きく動くので大丈夫?感染対策の基本は自分の身は自分で守るですので、医療負荷は避けて欲しいと感じました。