国立新美術館へ久しぶりに行ってきました

ロンドンにあるテート美術館のコレクションから光をテーマにした企画展が国立新美術館で行われていて久しぶりに行ってきました。国立新美術館はご存知黒川紀章氏の作品です。

今日はお盆休みの初日で下りの高速は渋滞が発生していて、東京を脱出する人が多く、都心は空いているってテレビでも報道されていて、また予約が不要ということもあって国立新美術館を選びました。
確かに比較的空いていたのかも知れませんがそれなりに混んでいました。ルーブルのジョコンダの間(いわゆるモナリザの絵がある部屋)位の混み方。人の頭越しに絵を観てきました。未だに絵に鼻が着くくらいに顔を近づけて観る人が多いですね。

英国の画家の作品が中心でターナーは知っていましたが、そのほかの画家は馴染みが薄く、古い作品は1700年代のからありましたが、宗教画はイタリア、そのほかの絵はやっぱりフランスの方が好きかなって改めて感じました。

イリアムターナー 湖に涼む夕日

このターナーの「湖に沈む夕日」に顔を近づけて観るというのもね・・・
そんな中でやはりモネやピサロの絵を観るとほっとします。モネのポプラの連作のひとつですが、自分が札幌の生まれで子供の頃ポプラ並木に慣れ親しんだせいもあって、札幌のポプラとは雰囲気がちょっと感じが違いますがポプラはいいね!って感じます。こう言えば以前にも書きましたが、モネが晩年住んだジヴェルニーにもポプラの並木がありました。

クロード・モネ エプト川のポプラ並木

カミーユピサロ 水先案内人がいる桟橋、ル・アーブル、朝、もやがかかった曇天

カンディンスキーの作品もあり、これもいい感じでした。

ワシリー・カンディンスキー スウィング

光ということで、現代アートも多く展示されていましたが、やはりちょっと違和感を覚えるものもありましたが、単に壁に掛けるのではなく展示方法まで大がかりなものもあって楽しめました。

オラファー・エリアソン 星屑の素粒子

絵を観た後は近くの六本木ミッドタウンでベトナムフォーとサイゴンビールを頂きました。こちらも普段食べ付けないので新鮮でした。

それにしても、都民が首都圏脱出しているせいか、普段から外国人が多い港区ですが、今日は特に外国人の割合が高い印象でした。そして都心に近づくほどマスク装着率が低い印象でした。東京都も新規コロナ陽性者が増えていますが、夏休みやお盆休みで人が大きく動くので大丈夫?感染対策の基本は自分の身は自分で守るですので、医療負荷は避けて欲しいと感じました。